【実体験】マルコの洗剤ポー・ド・ランジェ汚れ落ち効果や洗浄力は?市販品と徹底比較!

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マルコのランジェリー(補正下着)には専用の洗剤があります。

【ポー・ド・ランジェ ランジェリークレンジング】というお名前です。
お値段は、エマールやアクロンのような中性洗剤と比べると20倍以上の価格です。

はじめての方は、「何この価格!!」と驚くことでしょう。

そして商品パッケージの裏を見ると、世の中性洗剤とあまり変わらないと思うことでしょう。

 

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成分比較|マルコの洗剤と市販のおしゃれ着洗剤との違いは?

まずは成分を比べてみましょう!
化学式に詳しいわけではありませんが、さっそく市販の洗剤の成分と見比べてみましょう!

※成分は詰め替え用のパッケージ表記や、公式サイトを参照にしてます。

正式名称【ポー・ド・ランジェ ランジェリークレンジング
品名/洗濯用合成洗剤
用途/毛、絹、アセテート、綿、麻、レーヨン、合成繊維用
液性/中性
成分/界面活性剤(26%、高級アルコール系(非イオン))、安定化剤(エチルアルコール)
正味量/250mL

正式名称【エマールリフレッシュグリーンの香り
品名/洗濯用合成洗剤
用途/毛(ウール)・絹(シルク)・綿・麻・合成繊維用
液性/中性
成分/界面活性剤[19 %、ポリオキシエチレンアルキルエーテル]、安定化剤、pH調整剤、酵素
容量/460ml

正式名称【トップバリュ色あせ・型くずれを防ぐ おしゃれ着用洗剤
用途/毛・絹・綿・麻・合成繊維用
成分/界面活性剤(12%、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルアミン)、安定化剤
容量/450ml
高級アルコールだからと言っても、高くて良いものという意味ではありません。
そういう名称なのです。

高級アルコールとポリオキシエチレンアルキルエーテルの違い

「マルコ ポー・ド・ランジェ」の洗剤に含まれる「高級アルコール系」と、市販品のおしゃれ着洗いに含まれる「ポリオキシアルキレンアルキルエーテル(POEアルキルエーテル)」の違いについて、簡単にご説明します。

名前が違うからやっぱり別物じゃないの?と思ってしまいそうですよね。

🌿 成分の違いと特徴

    • 高級アルコール系界面活性剤炭素数が多い(C12〜C18程度)アルコールを基にした界面活性剤で、洗浄力が高く、油汚れに強いのが特徴です。

    • ポリオキシアルキレンアルキルエーテル(POEアルキルエーテル)非イオン系界面活性剤で、肌や繊維に対する刺激が少なく、柔らかな洗い上がりが特徴です。

こうやって説明されると、簡単に聞こえますね。

🧴 洗剤選びのポイント

「ポー・ド・ランジェ」は、高級アルコール系界面活性剤を使用しており、補正下着のようなデリケートな素材を優しく洗い上げることができます。一方、一般的な中性洗剤に含まれるPOEアルキルエーテルも、繊細な素材に適していますが、洗浄力や仕上がりに違いがあります。

洗い上がりの手触りが、洗剤によって違うのも

このように、洗剤の成分によって洗浄力や素材への優しさが異なりますので、用途に合わせて選ぶことが大切です。


「高級アルコール」は炭素数が6以上
「高級アルコール系」と聞くと良い成分を使っていると想像しがちですが、そうではなくアルコール分子中の炭素の数によって名称が決まっています。
化学用語として炭素数1〜5を「低級アルコール」と呼び、炭素数6以上を「高級アルコール」と呼んで区別しています。
同一系列の界面活性剤の成分が複数ある場合は系列名称で表示してもよいと規定されているためアルキル硫酸エステルナトリウムと、アルキルエーテル硫酸エステルナトリウムという2つの界面活性剤の成分は、「高級アルコール系」という系列名称で一括して表すため「高級アルコール系」と一括りで表示されています。
系列             /種類

高級アルコール系(非イオン) ポリオキシエチレンアルキルエーテル

つまり、価格が高くても使用されている成分は同じものの、呼び方が違うだけなのです。

うちでは、トップバリュさんのおしゃれ着洗いを使っていますので、マルコのランジェリークレンジングに比べると価格差は約50倍~70倍ほどになります。

成分よりも価格の差が明らかです(;’∀’)
詰め替えでも5,900円というセレブ向け価格なんです!


使う人は一般庶民なんだよ!

という突っ込みは、心の中から出しても良いと思います。

ここで示されているのは、成分名だけとなっています。
各成分の濃度に関しては掲載されていませんので不明です。

マルコの下着用洗剤には化粧品に使われるような成分が入っているとか言われたのですが、高級アルコールのことだったりしてw
ちょっと見ずらいので、簡易版にまとめなおしてみました。

製品名 界面活性剤の種類 濃度(%) その他の成分 容量 価格帯
マルコ ポー・ド・ランジェ詰め替え 高級アルコール系(非イオン) 26% 安定化剤(エタノール) 250ml 約5,900円
エマール(花王) ポリオキシエチレンアルキルエーテル 19% 酵素・pH調整剤など 460ml 約300円
トップバリュ ポリオキシエチレンアルキルエーテルほか 12% 安定化剤など 450ml 約118円
無印良品(おしゃれ着洗い) ポリオキシアルキレンアルキルエーテル 25% 安定化剤 500ml 約490円

マルコのポー・ド・ランジェの噂は本当なの?

ポー・ド・ランジェを使うと、下着が長持ちするという話がありますが本当なのでしょうか?

マルコのお店では、「下着をなにで洗っているの?」と他のお客様に聞いている場面を見かけることがあります。

エマールを使っているとお客様が言ったところ、
「えー⁉エマールで洗ってるの⁉」

「信じられなーい!」と続きそうな勢いで話すのです。

そして、
「そんなの使ってると早くダメになっちゃうよー!」と言っているのです。

本当に補正下着は、すぐにダメになってしまうのでしょうか?

そんな場面に遭遇してしまうと、専用洗剤を使わない場合、そんなに早く補整下着がダメになってしまうエビデンスがあるのかと疑問に思いませんか?

ホームページには今のところそんな記載はありません。

ヤフー知恵袋の質問では、「マルコの専用洗剤以外は使えますか?」という質問に
「他の洗剤でも大丈夫」と答えている人もいました。

個人の利用者さんで、一枚はエマールなどの市販品のおしゃれ着洗い、もう一枚はマルコのポー・ド・ランジェで、洗濯100回とか200回行ってみたという実験がなされていないので、本当に速く劣化するのかがわかりません。

洗濯機で洗うこと以外で早くダメになるというのなら、どこかで実験されているのかな?と思ってしまいます。

他の下着専門店での洗剤では、専用洗剤とそのほかの洗剤を使い比べた結果までしっかり載っていました。
ちなみにこの下着の専用洗剤なのですが、マルコの洗剤の半額ほどです。

マルコの洗剤と他の同じおしゃれ着洗い専用洗剤で、洗浄力もそう変わらないのであれば、安価なものでも構わないと思うのです。

実体験!油汚れにどこまで効くの?マルコの専用洗剤の洗浄力は?

マルコの下着を洗うとき、汚れが落ちているのかは目に見えないのでわかりません。
夏場の汗をかきやすい時期や、冬場の乾燥で肌の表面が剥がれ落ちやすい時なら、白っぽい汚れがワイヤー付近に見えるので、洗えば落ちたかな?ぐらいに感じます。

でも、このような油汚れは目に見えるので、洗ったあとの落ち具合がわかります。

調理中にストッキングの上に油を垂らしてしまった時の写真です。
油はストッキングを通過して、ガードルにまでしみ込んでしまいました。

この油汚れは、マルコの洗剤ポードランジェで一回洗っただけでは落ちませんでした。
次に、原液を油シミの上に染み込ませてから、洗ってみましたが落ちることはありませんでした。

マルコの洗剤ポードランジェでは、二回の洗濯でも油のシミは落ちませんでした。

一体どうしたら汚れが落ちるのだろう?
;つД`)ポー様、洗浄力弱すぎじゃない?
ほんとに皮脂汚れも落ちてるのかしら?

三回目の洗濯でも、油の跡がまだ残っています。油汚れって落ちにくいですね。

その後、他の安価なおしゃれ着洗いで油の汚れはちゃんと落とすことが出来ました。

なので、マルコの専用洗剤は油汚れに対しての洗浄力はかなり弱めだと思います。

ただし、マルコ専用のランジェリー洗剤で洗ったあとのほうが、手触りはツルツルとして肌の滑りは柔らかくて良いです。

油汚れが付いてしまった場合は、その部分だけ他の洗剤を使ったほうが、
効率よく汚れを落とせます。

ただし、手触りはちょっと固い感じになってしまうので、最終的にはマルコの洗剤でもう一度洗ったほうが良いかもしれません。

マルコの専用洗剤の使い方

マルコの洗剤の使い方は、5リットルの水に10mlの洗剤を溶かし入れ、両脇の部分を持って軽くゆすり洗いを繰り返します。

ブラのパッドは取り外して一緒に洗います。

この時に、ブラのワイヤーに力が入らないようにします。

その後同じようにきれいな水で2回から3回すすいで洗剤を落とします。

そのあとは軽くバスタオルなどに包んで、水分を取ります。

それから洗濯ネットに乗せて、広げてよく乾かします。

ブラのパッドは、取り外した状態で干します。

外で干す場合はなるべく日陰で干しましょう。
布が、日光で変色する可能性があるからです。

マルコの補整下着を洗濯機で脱水する場合はどうする?

マルコの補整下着を洗ったあとの脱水が面倒くさい…。
とくに冬だと乾きづらいから、


しっかりと脱水をしたいな

と思ったら、洗濯機を使う他はありません。

!!でも、洗濯機を使う際には注意が必要です!!

洗濯機を使う場合は、おしゃれ着洗い機能の脱水だけを使います。

手洗いモードと表記されている場合もあります。

他の脱水機能でやってしまうと、遠心力が強くブラが開き気味になってしまいます。
脱水時間もおしゃれ着洗い機能より長いので、ブラのワイヤーがゆがんでしまいます。
ワイヤー自体は、形状記憶合金なので肌の体温で元に戻るとの事ですが、あまりにも歪んでしまうと、着用時に違和感を感じてしまうかもしれません。

なので本当なら、手洗い後はタオルで水分をしっか取るようにしたいものです。
その方が、下着は長持ちするイメージがあるからです。
でも、水分をしっかりとれない場合は、生乾き臭がしてしまうかもしれません。
すると、何度か洗ってみてもニオイは落ちません。
また、生地の痛みにもつながってしまいます。
なので水分は、しっかりと取りたいものです。

洗濯機の脱水機能を使う場合は、おしゃれ着洗いの脱水を選択して、下着用の洗濯ネットに入れて形が崩れないようにする。
または、脱水時間の半分ほどで止めることで、タオルで水分を取るよりも手早く乾かすことが出来ます。

「マルコの洗剤が高いのは成分が違うから」
そんな風に言われても納得できませんよね?

減価に対しての利益をたくさん取っているからなのかしら?
それとも原価が本当に高い?
この考察はだれしも思うトコロです。

わたしなら、利益率何パーセントなのかな?と気になってしまいます。
利益率というのは、例えば、100円の商品を売るときに仕入れ原価が80円だったら
20%の利益率ということになります。

洗剤も化粧品も原価が高ければ、価格も高くなるのは当然ですが、

広告費も原価に含まれていることを知っていますか?

 

 

 

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