妊娠が分かって2週間後、稽留流産ってどういうこと?

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うーん。
もう冷静になっているマーケーターときどきヒーリングヒーラーのLANIです。
知識と感情はやっぱり別物なのだなぁと感じました。
もうすぐ旅行だと思ってワクワクしていることでしょうね。
こんなことが無ければ、わたしもワクワクしてたんだけどなぁ。
 

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クルーズ直前の婦人科外来での検診で衝撃的な出来事!!

病院で妊娠中に飲んでも大丈夫な酔い止めはあるのかと聞こうと思っていました。(たぶんないと思うんだけどね。)
日曜日が出航ですからね。もう日にちの余裕はありません。
検診の前に尿検査と、脈拍を測ることになりました。
脈拍を測る機械で測定をしてからトイレに行きました。

「紙コップが置いてある小窓があるのでそこから紙コップを取って、名前の記入をしてから戻してください。」と言われました。
受付を通ってから診察が行われるまでは1時間は待つことになります。
 

自分の番号が案内板に表示されました。
 

検診では稽留流産と診断を受けました。
【けいりゅう流産??】聞きなれない言葉に戸惑いました。

流産というのは聞いたことがありますが、稽留(けいりゅう)ってどういうことなのかがわかりませんでした。

「心拍が停止して子宮内で死んでいる状態です。そのため手術して取る必要があります。水曜日に手術して取るので○○さん。予約を確認して入れてください。」
 

急な出来事で、医師の言葉についていけませんでした。
 
 

は?(゜ロ゜)?
 
 

いや待て、わたし旅行やん。手術無理やん。
高温期に入ったままで体温高いのは当たり前だけど、お腹痛いとかもないんだけど・・・。流産って嘘でしょ?

「いや、来週旅行なんですけど!手術とかちょっと無理なんですけど。(というか急な話過ぎて無理だ💦)」
 

あとで調べたところ、稽留流産と診断をされた場合病院によっては【自然に出てくるのを待つ】か【手術して取る】そうです。選択できるところもあれば、手術のみというところもあるようです。
 
また、診察が信じられないので1週間後に再度診察をして、確認してから手術に踏み切る人もいるようです。
他所の病院でセカンドオピニオンを受けて動いていないのを納得してから手術を受ける人もいれば、自然に排出されるのを待つ人もいます。(誤診の可能性を捨てたくない気持ちがありますからね。)

 

手術は無理というかしたことがありませんし、診察もすぐには信じられない。

でも、モニターで見た二週間前よりも成長している胎児は、心拍がありませんでした。
ピコピコ・・・・点滅している部分が見えませんでした。
基礎体温が0.02度下がった日が検診の2日前からありました。
体温の上がり下がりはその日によって違うので気にする範囲ではないと思いますが・・・。
 

(この子は宇宙人だから一回帰っちゃったり、いなくなったりしないかな?)と思うこともありました。
 

モニターを見て、大きくはなっているけれど変だなぁ。と感じたのは確かです。
なぜって?先生がエコーの方向をぐるっと変えて二回も胎児を映したからです。
おそらく心拍の確認をしたのでしょうね。見間違いや見落としがないかの確認でしょう。

でも信じたくはありませんでした。素直に信じろというのは無理ですよね。
きっと「ガンです。」って言われたとしてもすぐに信じたくはないでしょ?それと同じだと思うのです。

稽留流産(けいりゅうりゅうざん)とは
胎児、または着床した胎芽が成長していない。心拍が確認できずに子宮内ないで動いていない状態のことを指しています。
妊婦は出血など流産の症状がまったくなく流産に気付かないことがほとんどです。エコーなどの診察で分かることが多いです。
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え!日帰り手術?受けなきゃダメなの?

さて、来週から旅行に行くと言ったわたしに医師はなんと説明したでしょう?

手術の予定を入れてと言われた看護師さんと医師に聞かれます。

医師「え?旅行?いつから?」

わたし「日曜日から10日間、船で旅行します。」

看護師「温泉とかは入らない?」

医師「いや、船だから」

看護師「あ、そうですね。シャワーだけなら。」

医師「でも手術しておかないと船だと何かあったときに対処出来ないし、大量出血したら船の設備じゃ助けられないですよ。このまま放っておいたらいつ出血するのかもわからないし、中の胎児が崩れて出てきたり残留物が残って感染症になる危険性もありますよ。」

看護師「2、3日安静にする必要はありますけれど手術は日帰りで終わりますから。翌日にはシャワーも浴びられますから。」
 
そのようなことを言われました。
 

手術の説明を受けるために診察室を出て奥の通路のほうへ移動しました。
診察室で言われたときはショックが大きく感情が出てこなかったのですが堰を切ったように涙が溢れました。止めようと思っても涙はなかなか止まりませんでした。落ち着くまで看護師の方が離れて(忙しいから)いてくれました。
ずーっと泣いているわけにはいかないので感情を抑え込むのに必死でした。
わたしが落ち着いてから手術内容や同意書の説明をされました。
 

手術についてはLINEで同僚のほうへ連絡をしました。
流産と言われたこと、明後日には手術をしなくてはいけないこと。体調次第では数日間の休みを取りたいこと。

すぐに既読になり、「どうして手術するの?」という返事がきました。
胎児が子宮内で死亡していること、壊死を起こして感染症の原因になってしまうこと、自然に出てこない場合もありいつ大出血を起こすのか分からず対応が遅れてしまう場合があること。
たったそれだけなのですが、動揺しているため日本語がうまく打てませんでした。

帰って調べたところ、すぐに出血する人もいれば1ヶ月ほどたってから出血が始まり胎嚢が出てくることもあるようです。
10日間の旅行で出血するのかも想像もつきませんが陣痛のような痛みや出血があった場合には確かに船の設備では対処は難しいかもしれません。

寄港地につけば病院へ直行することは可能かもしれませんが・・・。それがいつ起こるのかが分からない以上リスクが高くなってしまいます。

手術になるため血液検査が必要と言われました。採血をして表を提出してから帰宅していいと言われました。
※普通に妊娠した状態でも血液検査をして感染症にかかっていないかは調べます。

診察に入る前の尿検査は必要なかったのではないかと感じてしまいました。

旦那さんのほうは仕事中のこともあり電話やメッセンジャーでは連絡がつきませんでした。休憩も取れないほど忙しい仕事なのです。お昼ぐらいは少し休憩を取ってメッセンジャーぐらいは見てほしいと思いました。正式な報告は退社時刻になってからとなりました。

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稽留流産の手術の同意書(子宮内容除去術)や料金は?

稽留流産の同意書

稽留流産の子宮内容除去術についての同意書です。二部渡され一部は自分の控えとなります。この同意書に記入して持ってきてくださいと言われました。
※病院名などが載っていますので写真加工をしています。

2枚つづりになっており二枚目は手術についての内容でした。

稽留流産子宮内容除去術同意書

手術についての説明になります。看護師の方からも説明を受けましたが麻酔で眠っている間に手術は終わります。その時間は5分から10分の間と非常に短いものです。その後に悪化した場合や、手術のリスク、子宮内容物が残っていた場合は再手術になることも書かれていました。

この用紙を見せて、どう選択をしたらよいのか、どんな選択肢が自分には残されているのか悩みました。
そして稽留流産について詳しく自分で調べる必要がありました。

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自分で調べた稽留流産のメリット・デメリットのこと

きっと稽留流産と言われた方は、誤診がないのか、本当のことなのかと心配になると思います。
たくさんの同じ経験をした人のブログなどを見たと思います。自分に起こったことが本当のことなのかと疑いたくなると思います。

 

また、病院での対応がテキパキとしていることに対して冷たいように感じるかもしれません。でも考えてみてください。病院とは冷静な対応をしなければならないところです。患者さんの体にとって負担を少なくすることを最善として考えていると思います。
 

自分にとっては初めてのとてもデリケートな問題です。辛い悲しいといった感情が出てしまいます。
ですがたくさんの人が早めの適切な処置を受けてまた新たな命を授かっているのです。
そう考えれば、いまは悲しいことだけれど自然妊娠が出来たこと、妊娠が出来る体であったこと。それが一番の良かった出来事ととらえるようにしました。
 

わたしが診察を受けている病院ではセカンドオピニオンを求めることも出来ますと書かれていました。
手術の当日にはもう一度検査をすることの説明を受けましたし同意書にも書かれています。そのため他の病院で見てもらうことはしませんでした。もし手術前の検査をした段階で心拍が確認できて動いてたら手術は回避できるのですから。

稽留流産の手術について調べたメリット
・日帰りの手術で帰ることが出来る
・翌日からシャワーを浴びることはできる(入浴は不可)
・眠っている間に終わる(5分から10分ほど)
・新しい命を授かる準備を早めにすることが出来る
・いつ起こるのか分からない自然流産に不安になることがない
・健康保険適応である
・入院保険の適応を受けることが出来る(保険契約内容による)
・納得することで気持ちの切り替えを早くすることが出来る
※忘れるという意味ではなくポジティブに前向きになれます。
 
稽留流産の手術について調べたデメリット
・手術が不安で怖いと感じる(失敗したら?という不安がある)
・手術前の準備や麻酔や痛み止めが切れた後が痛い
・手術後に数日は安静にしないといけない
・感染症を避けるためプールや温泉など入浴は避ける必要がある
・医師の許可があるまでは激しい運動を控える必要がある

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手術についての説明と準備

病院でも看護師さんに説明を受けました。
手術当日は朝の7時までにご飯や飲み物を食べ終えること
手術が終わって1時間以上たつまでは飲食はできないこと
夜用のナプキン2枚とショーツを1枚持っていくこと
前処置をして別室で手術時間になるまで待つこと

手術について説明文

手術を行う前に、出血や血の塊などが出た場合はナプキンにくるんだまま持っていくこと
夜中でも電話連絡を受け付けていること

帰ってきた旦那さんにもことのあらましを説明しました。
「一人で辛かったね」と言ってくれました。
「明日休む」と言ってましたが手術は明後日やで(^^; 動揺しすぎやろ。
気になる手術の金額ですがこの説明の用紙に保証金20,000円と書かれていたのでこの金額なのだろうと思いました。
「手術代は自分が支払うよ」と言ってましたが、大きな病院なのでクレジットカード使えますから~。

コメント

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